贅沢な柔らかさを持ちながらも耐久性に優れた、3つボタンの襟付きポロシャツ。スコットランド・ボーダーズ地方で世界最高水準の製法で仕立てられ、スコットランドの名門糸メーカー、トッド&ダンカン社製の最高級2プライカシミア100%を使用しています。長く愛用していただける一着です。
襟はミラノステッチ技法で編まれており、スポーツコートの下でもぺちゃんこにならないよう構造を持たせつつ、ドレスシャツのように硬くなりすぎないように仕上げているため、よりカジュアルな着こなしが可能です。ミラノステッチ技法はプレーンステッチよりもはるかに時間がかかり、ハリを持たせるためにカシミヤ糸を多く使用しますが、プレーンステッチの襟に比べて、より美しく仕上がるため、構造を持たせる価値はあると考えています。
襟はイタリア製のホーンボタンで留められています。光沢のあるホーンや白蝶貝、プラスチックではなく、小さなマットなホーンボタンを選択しました。マットなホーンボタンはポロシャツに控えめなエレガントさを与えると信じているからです。考え抜かれてはいますが派手ではなく、ブラウンはセーターの落ち着いた色によく合います。
ポロシャツ自体は、ありきたりなトップスではありません。優れた特性を備えています。通気性、柔らかさ、そして驚くほど軽い着心地でありながら、厚手のラムウールセーターに匹敵する暖かさを備えています。この素晴らしい組み合わせこそが、カシミヤが「王の繊維」と呼ばれる所以です。
万能で時代を超越した定番アイテム。スポーツコートの下にシャツの代わりに着れば、なかなか叶わない「スマートカジュアル」ルックが完成します。メリノウールよりも暖かいので、シャツの上からミドルレイヤーとして羽織っても素敵です。保温性が高いにもかかわらず、かさばらないので、テーラードウェアやアウターの下にもぴったりフィットします。
長袖カシミヤポロシャツは、より軽くて風通しの良いカシミヤシルクテニスポロの防寒バージョンです。どちらも同じルーツを持ち、襟付きシャツはもともとインドやイギリスのポロ選手が馬術競技に使用していたのが始まりです。その後、フレッド・ペリーのような伝説の選手たちがテニスにも取り入れるようになりました。
リブ編みの袖口と裾、やや深めの前立て、3つのボタン留めなど、ややヴィンテージ感のあるデザインで、アラン・ドロンやショーン・コネリーなど、このエレガントでカジュアルなスタイルを好んだ 50 年代と 60 年代のハリウッド スターが着用していたポロシャツを模倣しています。